2022/06/04 15:55
干杯!donです。
昨夜は、お店(中華料理店)でお手伝い出勤でした。僕がいるお店の料理は月替わりのおまかせコース1本のみ。月初になると、新メニューに合う酒を厳選すべく、営業前にペアリング会が開催されます。
一番最初にコースを楽しませていただく立場として、お客さんにおすすめさせていただく立場として、緊張感を感じつつも、楽しいひととき!
ペアリングというと、酒を主体にどんな料理を合わせるのかを考える、というのが本来の形のようですが、お店では料理目線からのアプローチで考えています。
肉、野菜、魚など食材。塩、醤油、酢などの調味料。餡掛けなのか、スープなのかなどのとろみ具合。炒めか蒸しか揚げ物かなどの調理法。さまざまな要素が絡み合って料理は生まれますが、その中でどこがポイントでどこに焦点を当てるのかが大切なのかなと思っています。
シェフのお店なのでシェフの意見が一番ですが、僕も僕なりにこれまでの経験と自分の感覚を信じながら、意見させてもらっています。
中国酒自体、ペアリングという分野は始まったばかり。ここで働かせていただいてから中国酒のペアリングというものを明確に意識し始めて、1年ぐらいが経ちます。料理を食べたときに、なんとなーく「あの黄酒が合うかなぁ?」という目処が立てられるようになってきた、かな?
あとはもっと説得力を高めるために、黄酒だけではなくて、ワインや日本酒など他の酒のペアリングにも親しんでいきたいし、黄酒を飲んでどんな料理が合うのか、という酒主体からのアプローチもしていきたいですね。
1品に大体5〜6種類ぐらいのお酒を合わせて試すので、営業前には結構ふらふらになります。でも、僕はそっちの方が緊張が取れるのか頭が冴えたり接客もしやすくなるので、いつもよりいい仕事をしているような気がしています(笑)でも、終わったあとの疲労感はいつもの倍以上。ギアなんたらを使ったルフィのように・・・ぐったり。
さて、今夜もお店です。どんな営業になるのか、楽しみ!いってきます。